看護師は、患者と向き合って一生懸命仕事をすることも大切ですが、ビジネスマナーを身につけることも同じくらい大切です。
看護師が心がけたい言葉遣いのマナーとして、患者に丁寧な言葉で話しかけるということが挙げられます。
看護師の中には、お年寄りの患者などに対してタメ口で話しかけたり、「おばあちゃん」「おじいちゃん」などと呼んだりする方もいますよね。
それでコミュニケーションを取ることが出来る場合もあるかもしれませんが、気分を害してしまう患者もいるので注意が必要です。
余計なトラブルを避けるためにも、タメ口はやめてきちんと名前で呼ぶように心がけましょう。
患者がお子さんの場合は、その都度臨機応変に対応していきます。
同僚に対しても、言葉遣いのマナーを守らなくてはなりません。
お互いに気持ちよく仕事をするためにも、誰にでも平等な対応を意識しましょう。
何かをお願いするときは、たとえそれが後輩であったとしても上から目線で話すのはNGです。
相手の状況を見て、適切なタイミングで声掛けをするようにします。
また、仕事で助けてもらったときには「ありがとうございます」と相手の目を見てきちんとお礼を言うことも重要なポイントです。
看護師としての経験が増えていくと、立場が上になって後輩も多くなりますよね。
後輩と接するとき、ビジネスマナーを意識せずに感情に任せて指導すると、後輩の芽をつぶしてしまう可能性があります。
それを避けるためにも、わかりやすい言葉で教えるようにしましょう。